Android で TXT を本のように読む方法
TXT を本として読むには、平文を「編集する書類」ではなく「本」として扱うアプリで開くか取り込みます。そうすると読んだ位置、フォント、行間、余白、テーマ、しおりが手に入ります。
日本語では、これは思っている以上に実用的です。青空文庫が配布している一万八千点あまりの作品は、主にテキストファイルだからです。
青空文庫のテキストを開く
青空文庫からは ZIP で落ちてくることが多いので、まず展開して中の .txt を取り出します。そのあとアプリで開くか、書棚からインポートします。
本文には青空文庫独自の記法が混ざっています。
|漢字《かんじ》— ルビ(ふりがな)[#改ページ]— 組版の指示※[#…]— 外字の注記
これらは記号としてそのまま表示されます。読めなくなるわけではありませんが、量が多い作品では気が散ります。同じ作品の EPUB 版を配布しているサイトを探すほうが快適な場合もあります。
文字化けしたら
青空文庫の古いテキストは Shift_JIS で保存されています。UTF-8 として開くと、全体が意味のない記号の羅列になります。
パソコンで写しを開き、文字コードに Shift_JIS を指定してから UTF-8 で保存し直すと直ります。テキストエディタなら、たいてい「エンコーディングを指定して開く」と「エンコーディングを指定して保存」の両方があります。
ファイル名を変えても文字コードは変わりません。ここは拡張子の話ではないからです。
縦書きについて
青空文庫のテキストは、もともと縦書きで読まれることを想定した作品が大半です。ただしファイル自体は文字の並びでしかないため、縦横は読み手のアプリが決めます。横書きで読んでも内容は変わりませんが、ルビの位置など、見た目の印象は変わります。
そのほかの TXT
自分で書いた原稿、書き出したメモ、古い機器から取り出した文章なども同じ手順で読めます。表紙も章立ても画像もありませんが、その分だけ軽く、壊れにくい形式です。
TXT と EPUB
章立て、目次、挿絵が必要なら EPUB です。純粋な文字と可搬性を求めるなら TXT で十分です。比較は 電子書籍のファイル形式 に。
組版と読んだ位置が加われば、TXT も十分に読める形になります。Aurora Reader を入手 すればオフラインで読めます。