電子書籍のファイルが壊れているか見分ける
複数の対応アプリが揃って拒否し、ファイルが不自然に小さく、ダウンロードが最後まで終わっていないなら、壊れている可能性が高いです。一つのアプリで開けないだけなら、原因は別のところにあります。
切り分けの順番
- 別のアプリで開いてみる。 開けるなら壊れていません。最初のアプリがその形式に対応していないだけです。
- ファイルサイズを見る。 数キロバイトしかない本文はありません。数百キロバイト未満の小説は疑ってかかってください。
- ダウンロード履歴を見る。 ブラウザの履歴に「失敗」や中断の記録がないか確かめます。
- 拡張子を確かめる。
.acsmは本ではありません。詳しくはこちら。
壊れている・DRM・未対応の違い
見分けがつきにくい三つですが、症状は違います。
壊れている。 どのアプリでも開かない。あるいは途中まで表示されて、そこから先が崩れる。
DRM がかかっている。 アプリは開こうとするが、権利がないという趣旨の表示が出る。ファイル自体は正常です。
未対応の形式。 そもそもファイル選択の一覧に出てこない、または「対応していない形式」と表示される。
不完全なダウンロードの兆候
- ファイル名の末尾に
.partや.crdownloadが残っている - サイズが配布元の表示と大きく違う
- ZIP として展開しようとすると失敗する(EPUB は実体が ZIP です)
直す
壊れたファイルは修復できません。元の配布元から取り直します。
取り直す前に、元のファイルは別名で残しておいてください。新しいほうも壊れていた場合に、比べる材料になります。
ダウンロードが繰り返し失敗するなら、通信環境を変えるか、パソコンで落としてから 端末に移す ほうが確実です。モバイル回線より有線のほうが、大きなファイルでは途切れにくくなります。
一部だけ崩れるとき
画像だけ出ない、章がいくつか抜けている、ルビの位置がおかしい。こうした症状は破損ではなく、配布元の作りが粗いだけのこともあります。
同じ作品を別の配布元から入手すると解決する場合があります。青空文庫のように複数の形式で配布されている作品なら、別の形式を試すのも手です。