電子書籍のファイルが壊れているか見分ける

複数の対応アプリが揃って拒否し、ファイルが不自然に小さく、ダウンロードが最後まで終わっていないなら、壊れている可能性が高いです。一つのアプリで開けないだけなら、原因は別のところにあります。

切り分けの順番

  1. 別のアプリで開いてみる。 開けるなら壊れていません。最初のアプリがその形式に対応していないだけです。
  2. ファイルサイズを見る。 数キロバイトしかない本文はありません。数百キロバイト未満の小説は疑ってかかってください。
  3. ダウンロード履歴を見る。 ブラウザの履歴に「失敗」や中断の記録がないか確かめます。
  4. 拡張子を確かめる。 .acsm は本ではありません。詳しくはこちら

壊れている・DRM・未対応の違い

見分けがつきにくい三つですが、症状は違います。

壊れている。 どのアプリでも開かない。あるいは途中まで表示されて、そこから先が崩れる。

DRM がかかっている。 アプリは開こうとするが、権利がないという趣旨の表示が出る。ファイル自体は正常です。

未対応の形式。 そもそもファイル選択の一覧に出てこない、または「対応していない形式」と表示される。

不完全なダウンロードの兆候

  • ファイル名の末尾に .part.crdownload が残っている
  • サイズが配布元の表示と大きく違う
  • ZIP として展開しようとすると失敗する(EPUB は実体が ZIP です)

直す

壊れたファイルは修復できません。元の配布元から取り直します。

取り直す前に、元のファイルは別名で残しておいてください。新しいほうも壊れていた場合に、比べる材料になります。

ダウンロードが繰り返し失敗するなら、通信環境を変えるか、パソコンで落としてから 端末に移す ほうが確実です。モバイル回線より有線のほうが、大きなファイルでは途切れにくくなります。

一部だけ崩れるとき

画像だけ出ない、章がいくつか抜けている、ルビの位置がおかしい。こうした症状は破損ではなく、配布元の作りが粗いだけのこともあります。

同じ作品を別の配布元から入手すると解決する場合があります。青空文庫のように複数の形式で配布されている作品なら、別の形式を試すのも手です。

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