Android の読み上げ機能で電子書籍を聴く

Android の読み上げは、端末に入っている音声で本文を読みます。画面を見るのがつらいときや手がふさがっているときに役立ちますが、人の朗読のような演技は再現しません。

オーディオブックとの違い

オーディオブックは人が読んだ録音です。読み上げは機械が文字から音を作ります。前者は表現が豊かで作品数が限られ、後者は表現が平坦なかわりにどんな本にも使えます。

audiobook.jp や Audible のような朗読サービスと、この機能は別物だと考えてください。

向いている場面

  • 通勤、家事、運動の途中
  • 目が疲れて読み続けられないとき
  • 長い文章をざっと把握したいとき
  • 視覚に困難がある場合の代替手段として

日本語ならではの難しさ

日本語の読み上げには、他言語にない壁があります。漢字の読み分けです。

「一日」は「いちにち」か「ついたち」か。「人気」は「にんき」か「ひとけ」か。文脈を取り違えると、機械は平然と間違った読みを続けます。人名や地名では特に起こりやすくなります。

これは読書アプリではなく、Android の音声エンジン側の性質です。完全には避けられません。固有名詞の多い本より、平易な文章のほうが快適に聴けます。

声と速度を調整する

音声、速度、高さは Android 本体の設定(「ユーザー補助」または「言語と入力」の中の「テキスト読み上げの出力」)で変えられます。

速度は少しずつ上げるのがこつです。いきなり倍速にすると、聞こえてはいても内容が頭に入りません。1.2倍あたりから始めて、慣れたら上げてください。

日本語の音声が入っていない場合は、同じ設定画面から追加できます。

読み上げられない本

スキャンした PDF には文字データがないため、読み上げできません。判別と対処は PDF の読み上げが動かないとき にまとめています。

DRM のかかった本も、その書店のアプリの外では読み上げられません。

Aurora Reader の場合

読み上げは Premium の機能です。無料版でも六形式の閲覧、テーマ、組版の調整、しおり、メモは制限なく使えます。

聴くより読むほうが楽になる設定については 快適に読むための設定 もあわせてどうぞ。

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